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SEO診断の納品物と検収

SEO診断は、課題の一覧だけでなく「どのURLを、なぜ、誰が、どう直すか」を受け取ります。診断書の納品、修正の公開、検索成果の測定を別々に確認しましょう。

診断を頼む前に、対象と受取物を決める

検索から相談を増やしたいのか、公開した記事が見つからないのかで調べる対象は変わります。サイトURLと困っているページ、読者、増やしたい行動を渡し、調査・提案・実装をどこまで頼むか決めます。

見積もり前に渡す、診断範囲の整理表
項目こちらで伝えること依頼先に確認すること
対象サービスと、優先して見てほしいURL全ページか一部か、調査上限と対象外
目的問い合わせ、資料請求など増やしたい行動検索表示・クリック・完了を分けた測定案
資料・権限公開資料と、共有できる検索データの範囲必要な権限、担当者、閲覧期間
受取物社内や制作会社へ引き継げる改善一覧報告会、質問対応、編集可能なデータの有無

Googleは、技術・検索面の監査でSearch Consoleへのアクセスを渡す場合、最初は閲覧のみの権限にするよう案内しています。ログイン用パスワードを共有する方法とは分けます。

診断と継続支援の見積もりを分けて確認する

URLごとに、根拠と完了条件を残してもらう

『内部対策が必要』だけでは、制作会社が次の作業を始められません。指摘したURL、確認日、根拠、変更案、担当と完了条件が対応しているかを見ます。未調査の項目は未確認として残してもらいます。

診断書の受取時に確認する項目
納品項目記載してほしい内容確認する質問
対象URLと確認日指摘したページと調べた日付代表例だけか、対象全体を調べた結果か
根拠画面、設定、検索データなど観察した事実確認できた事実と、原因の仮説が分かれるか
変更案と優先順位何を直すか、先に取り組む理由関連ページや表示への影響も見ているか
実装担当と検収原稿・CMS・開発の担当と完了条件提案のみか、公開確認まで含むか
公開後の確認測る項目、対象期間、確認担当作業完了と検索結果の変化を分けているか

確認例:公開ページの状態を、再確認できる形にする

当サイトのSEO見積もり記事を、2026年10月31日に公開URLから確認した例です。HTTP応答、見出し、正規URL、検索許可を個別に調べました。こうした確認結果と、変更を提案する理由は別の欄に残すと引き継ぎやすくなります。

BizErabu公開ページの確認例。順位・集客成果の実績ではありません
確認対象この例で確認した状態この確認だけでは分からないこと
/guides/seo-estimate の応答公開URLはHTTP 200で本文を返すGoogleが登録しているか、検索順位が上がるか
見出しと本文HTMLにH1と記事本文がある検索した人の疑問に十分答えているか
正規URLcanonicalが同じ記事URLを指すGoogleがそのURLを正規として選択するか
検索許可robotsメタはindex, follow実際のクロール・登録・表示の実施時期

これは自社の公開ページに対する技術確認の一例です。全サイトの診断完了や、SEO支援の効果を示すものではありません。検索側の登録状況はSearch Consoleで別途確認します。

診断書・実装・成果測定を、別々に検収する

診断書を受け取っても、修正が公開されたことにはなりません。各工程の完了を分けておくと、診断と実装の会社が別でも進捗を確認できます。実装後は変更したページと期間を残し、検索と申込の動きを追います。

3つの完了を分ける確認表
工程受け取るもの完了と区別するもの
診断の納品合意した対象の指摘・根拠・優先順位修正の実施、検索順位の改善
修正の公開対象URLと変更内容、表示・動作の確認結果Googleでの再クロールや登録
成果の確認対象期間の表示・クリック・完了の記録ボタンクリックだけを実際の申込と扱うこと

次の会社にも渡せるデータで受け取る

PDFの報告書と一緒に、URL別の課題・担当・進捗を編集できる一覧で受け取れるか確認します。制作会社へ引き継ぐ場合の説明、追加の調査、再検収が料金に含まれるかも、見積もり時に分けておきます。

  • 調査できなかったページと、追加で必要な資料が分かる。
  • 修正する担当と、社内で決める事項が区別されている。
  • 元データ、報告会、質問・修正の回数を確認できる。
  • 公開後の再確認の担当・時期と、追加費用の条件が決まっている。

検索語の調査とページ設計を外注する場合の納品物

状況別の選び方

状況別の確認表
今の状況比較する提案先に確認すること
課題は未確認で、調査から頼みたい対象・納品物を決めて診断を依頼URL別の根拠・優先順位・未調査事項
診断は済んでいて、修正を頼みたい変更案と検収条件を実装担当へ渡す公開URL・変更内容・表示と動作の確認

報告書の納品、修正の公開、検索結果の変化は別の完了です。対象URLと担当をそろえ、次の工程に使える根拠とデータを受け取ります。

追加の質問

対象URLごとに確認日、根拠、仮説、変更案、優先順位、実装担当と検収条件を残してください。診断と実装・公開後の再確認を分けて見積もってください。

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よくある確認事項

SEO診断だけ依頼し、実装は別会社にできますか?

対象URL、根拠、変更案と完了条件を引き継げる形で受け取ります。別会社への説明や、実装後の再確認が料金に含まれるかは先に相談してください。

診断後に検索順位が上がれば、検収完了ですか?

診断の検収は、合意した対象・調査・納品物がそろっているかで確認します。修正の公開や、その後の検索結果・申込の変化とは分けて扱います。

Search Consoleの権限を最初から全部渡す必要がありますか?

Googleは監査の段階では閲覧のみのアクセスを案内しています。誰が何を調べるか、共有期間を決め、実装権限が必要になったら別途検討します。

参考資料